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エフゲニ・スヴェトラーノフ（指揮）

ロシア国立交響楽団
 

オルガ・アレキサンドロヴァ（メゾソプラノ）

アンドレイ・サルニコフ（テノール）

ウラディーミル・ズィコフ（トランペット）

ピョートル・イゾートフ（ピアノ）

アレシュ・バールタ（オルガン）

DISC1
　交響曲第1番 ホ長調 作品26
　夢想 作品24
DISC2
　交響曲第2番 ハ短調 作品29
　交響曲第4番 作品54 「法税の詩」
DISC3
　交響曲 第3番 ハ短調 作品43「神聖な詩」
　交響曲 第5番 作品60「プロメテウス―火の詩」

このアルバムの発売を目前にスヴェトラーノフの訃報が入りました。このスクリャービンは96年に行ったセッション録音で、スヴェトラーノフ自身の非常に強い思い入れが込められた録音でした。ロシア音楽の父ともいえる彼はスクリャービンを非常に敬愛していました。緊張感、重厚感、大地を揺さぶる咆哮・・・などに増して、ここでの演奏は官能的でもあり、法税の世界に満ち、まさに円熟の頂点を垣間見ることができます。究極のコンビ、スヴェトラーノフ＆ロシア国立響の最後の絶頂期の名演として歴史的に貴重な記録となるでしょう。

録音：1996年5月16-20日
　　　モスクワ放送局第5スタジオにて収録