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飯森範親（指揮）
山形交響楽団

ブルックナー：交響曲第4番

飯森と山響が定期公演で演奏したブルックナーの第4交響曲は、山響演奏史に記される新たな金字塔として語り継がれることでしょう。
地元蔵王の澄み切った大気のごとく開始される冒頭のトレモロから始まる音楽はいつしか山麗に轟く豪壮な終止音まで、このブルックナーの交響曲を壮大な自然賛歌として共感して演奏しています。この演奏がわずか58名のオーケストラとは、誰もが予想だにしないでしょう。
ＳＡＣＤ2ch＋5ｃｈのハイクォリティのサウンドがその模様を見事に再生させます。
特に5チャンネルマルチ再生において、立体的な音響空間を再現し、テルサホールでの臨場感と音による蔵王山麗のパノラマ感を味わえます。

2007年1月26-27日 山形テルサ にて収録