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L・ベリオ「女声と7つの楽器のためのフォークソング(民謡)」他

高丸真理(ソプラノ)

大阪シンフォニカー交響楽団

曽我大介(指揮)

坂本朋子(ピアノ)


曽我大介作曲:
神様アーメン
子守唄 Boa Noite

L.ベリオ編曲:女声と7つの楽器のためのフォークソング
黒はあの人の神の色
歩きながら考えたの
月が昇った
ナイチンゲールさん
女らしく
理想の女
踊り
悲歌
哀れな男
紡ぎ歌
アゼルバイジャン・ラブソング

曽我大介作曲:「狂詩日記―ある女のために―」
プロローグ
十六の春
春のかげりに
細い指
夏になれば
雨模様
潮騒
間奏曲
秋風
泣き笑い
つめ
はげしきもの
カガミ破片
名もない川


高丸真理さんといえば、関西歌劇団などでのプリマ・ソプラノの活躍ぶりしか知らなかった私は、その不勉強を恥じ入るが、これほどの社会的シンパシーと、なにより実行力の持ち主であることを知り、感動した。今回のCDのプログラミングにも、そのことが、ふんだんに溢れており、これは、尋常の音楽家のCDではないことが、ひと聴きでわかる。ベリオ編曲による〈7つの楽器のためのフォークソング〉では、アメリカやフランスなどの、庶民の感情が赤裸々に表現されているし、松倉康之作詞、曽我大介作曲の〈狂詩日記〉は、これまた実にユニークな歌曲集だ。どちらも、いわゆる「ピアノ伴奏」ではなくて、小編成ながらオーケストラがついているのが、なんともぜいたく。いかにも、多年、プロ・オケの営業課長を務めていた彼女にふさわしい。〈狂詩日記〉は、あわば「女の四季〉を歌ったもので、恋あり、恨みあり、激情とやさしさが入り混じる14曲。高丸真理自身が、等身大で現れる錯覚を抱かせる。―日下部吉彦〈音楽評論家)


録音:2003年11月25日、26日
   大阪サンワ・スタジオにて収録

商品コード : OVCX-00012
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発売日:2004/07/22
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