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相曽賢一郎（ヴァイオリン）

サイモン・クローフォード（ピアノ）

セザール・フランク：ヴァイオリン・ソナタ イ短調
モーリス・ラヴェル：亡き王女のためのパヴァーヌ（ルイ・フルーリー編）
リリー・ブーランジェ：春の朝に
　　　　　　　　　　　ノクターン
セザール・フランク：アンダンティーノ・クイエトーソ 作品6
モーリス・ラヴェル：“カディッシュ”2つのヘブライの歌より（ルシアン・ガルバン編）
　　　　　　　　　　ヴァイオリン・ソナタ

相曽賢一郎はロンドンを拠点に精力的な音楽活動を繰り広げている名手である。けれ野演奏から受ける「作品の世界を聴き手である自分も生き抜いた。作品と強い絆で結ばれた」という実感は、聴き手を触発してやまない個性豊かな表現者にして初めて可能な至芸といえるであろう。飛躍するケンへの期待は世界の音楽ファンが見守り続けているところである。

録音：2000年19月30日、31日
　　　山梨、韮崎市文化ホール“Breeze”大ホールにて収録