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功芳の「第九」

宇野功芳(指揮)

大阪交響楽団

丸山晃子(ソプラノ)
八木寿子(アルト)
馬場清孝(テノール)
藤村匡人(バリトン)

神戸市混声合唱団


ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱」


宇野功芳は、1930年生まれの85歳。評論活動はもとより、指揮活動も壮年時代から活発に行なってきました。「第九」は、80年代後半に日大オーケストラを振ったのが契機となり、その後の指揮活動の礎となった、宇野功芳にとってゆかりも愛着もある曲です。これまで、アンサンブルさくら、新星日本交響楽団などとの記録もありますが、今回のライヴが遂にその集大成となりました。

ここにくり広げられるのは、「冠絶した宇野功芳の世界」です。

第1楽章の強奏の開始!から、第4楽章コーダの爆発まで、一瞬たりとも聴き手を離しません。第4楽章はじめには仕掛けもあり、バリトンは歩きながら登場させるなど演出も凝らし、聴衆はコンサート中ワクワク感で一杯だったといいます。

アクセルとブレーキを絶妙に踏みかえながら、絶えず流動していく音楽は、コンサート時のパンフレットにある「こんな熱い第九、聴いたことがあるか」という世評通りの内容となりました。

宇野ファンはもとより、第九に聴き飽きたという方にも、ぜひお聴きいただきたいアルバムです。


録音:2015年7月4日 大阪・いずみホールにてライヴ収録

商品コード : OVCL-00576
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発売日:2015/08/21
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