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林 光:交響曲 ト調 他 

本名徹次 (指揮)
オーケストラ・ニッポニカ


林 光:交響曲 ト調(1953)
入野義朗:小管弦楽のためのシンフォニエッタ(1953)
池野 成:ダンス・コンセルタンテ(1953)


EXTONが邦人作曲家シリーズを立ち上げます。演奏するのは日本を代表する作曲家、芥川也寸志の志を受け継ぎその名を冠にもつ「芥川也寸志メモリアルオーケストラ・ニッポニカ」です。
これまで多くの日本作曲家の秘曲、秀曲を現代に蘇らし、大いに注目を集めてきました。指揮するのは当楽団音楽監督を務める本名徹次です。内外の現代音楽を積極的に取り上げ、邦人作曲家の伝道師として活躍をしております。
今回収録したのは、すべて1953年に東京交響楽団によって初演された曲です。
当時のヨーロッパのスタイルであった、プロコフィエフやストラヴィンスキー、ショスタコーヴィチのリズム、サウンドを垣間見せながらも日本作曲家の意欲や情熱を強く感じる作品たちです。林光の初の交響曲となる「交響曲ト調」はラジオ東京(現TBS)による委嘱。ハープやチェレスタも含む大規模な作品です。第2楽章を外山雄三は「こじんまりとしたブルックナー!」と評したそうです。
入野義朗の「小管弦楽のためのシンフォニエッタ」は管楽器各1本ずつという小編成。斉藤秀雄によって初演されています。
土俗的なリズムが展開される池野成の「ダンス・コンセルタンテ」。ラヴェルとストラヴィンスキーの影響が伺われます。今回は初演以来の再演となります。
このアルバムは2008年11月30日東京・紀尾井ホールにてのライヴ収録です。


録音:2008年11月30日 東京・紀尾井ホールにてライヴ収録


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