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ヴァーツラフ・ノイマン（指揮）
チェコ･フィルハーモニー管弦楽団

1991年11月、未だ記憶にはっきり刻まれている方々も多いはず。ラファエル・クーベリック、ヴァーツラフ・ノイマン、イジー・ビエロフラーヴェクを率いてのチェコ・フィルの来日公演。これはそのノイマンの2公演のライヴ盤です。
当時ノイマンは既に引退を宣言しており、音楽家人生を全うした満足感に溢れていて、まったく誇張も虚飾もないゆとりある音楽がコンサートホール全体に響き渡っていました。十八番の第7番、第8番はボヘミア色100%。特にスケルツォ楽章は、これぞ本場のリズムそのものです。
チェコ・フィルの充実した弦楽器セクション、管楽器セクション全員が、歴史を共に歩んできたノイマンを心から信頼している、心温まるドヴォルザーク。
　1992年に発売されたもののハイブリッド化再発売です。

録音：1991年11月12､13日
      東京芸術劇場､オーチャードホールにてライヴ収録