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小林研一郎（指揮）
日本フィルハーモニー交響楽団

大島洋子（ソプラノ）
高橋淳（テノール）
大島幾雄（バリトン）
ハンガリー国立合唱団
武蔵野合唱団
新座少年少女合唱団

オルフ：
世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ」

≪運命、世界の王妃よ≫
１：おお、運命よ
２：運命は傷つける

第１部≪春に≫
３：うつくしき春
４：太陽は全てをいたわる
５：春の訪れ

≪草の上で≫
６：踊り
７：気高き森
８：店の人よ、私に紅を下さい
９：輪舞
10：世界が我が物となるとも

第２部≪居酒屋にて≫
11：怒りに、心収まらず
12：焙られた白鳥の歌
13：予は大僧正様
14：われら、居酒屋にあっては

第３部≪求愛≫
15：愛の神はいずこにも飛び来り
16：昼、夜そしてあらゆるものが
17：赤い胴着の乙女が立っていた
18：私の心はため息みつ
19：若者と乙女がいたら
20：おいで、おいで
21：ゆれ動く、わが心
22：楽しい季節
23：私のいとしい人

≪ブランチフロールとヘレナ≫
24：たたえよ美しきものよ

≪運命、世界の王妃よ≫
25：おお、運命よ

小林研一郎の「カルミナ・ブラーナ」がついにCD化となりました。「歌」に対する執着が強い小林の、最も得意とするレパートリーの一つがこの「カルミナ・ブラーナ」です。
小林は、この大曲の場面場面をリアルに、また幻想的に表現していきます。あふれんばかりの小林の情熱と人間愛が、音の一つ一つに込められています。日本フィルの熱演に、ハンガリー国立合唱団をはじめとする合唱の力強いサウンド、ソリスト陣の表現豊かな演奏も見事です。小林の表現が全開となった、この輝かしきドラマをお楽しみ下さい。

録音：2003年1月23,24日
　　　東京、サントリーホールにて収録