〈デュオ・レゾネ〉
亀井良信(クラリネット)
鈴木慎崇(ピアノ)
サン=サーンス:クラリネット・ソナタ 変ホ長調 作品167
ショーソン:アンダンテとアレグロ
ケクラン:クラリネット・ソナタ 第2番 作品86
フランセ:クラリネットとピアノのための主題と変奏
ルヴェル:ファンタジー
トマジ:ハバネラ形式の小品
ギャロン:カンタービレ
日本の実力派クラリネット奏者、亀井良信の4年ぶりとなるアルバムの登場です。多くの国際コンクール受賞等華々しい経歴を持ち、また今年亡くなった巨匠ピエール・ブーレーズに認められフランスの騎馬オペラ団“ジンガロ”の世界ツアーのソリストとして参加という名誉を受けるなど、ヨーロッパの舞台においても活躍するトップ・クラリネット奏者の亀井良信。
前作でも披露した圧倒的な技術は今作でも健在で、縦横無尽に美しく豊かな音色が舞い踊ります。フレンチ・クラリネットの定番曲サン=サーンス、ショーソンをはじめ、隠れた名曲ルヴェルやガロンなど歌に溢れるメロディがアルバムを彩ります。また、ピアノの鈴木慎崇とは長年「デュオ・レゾネ」として活動をし、アンサンブルとしてもかなりの完成度です。
更に進化を続ける亀井良信、渾身のアルバムです。
2016年6月21-23日 神奈川・相模湖交流センターにて収録