ヨウコ・ハルヤンネ(トランペット)
カリ・ハンニネン(ピアノ)
ボザ:フルガリアーナ、バディナージュ
イベール:即興曲
オネゲル:イントラーダ
バラ:レントとスケルツォ、オリエンターレ
エネスコ:レジェンド
ビッチ:ファンタジエッタ
ジョリヴェ:アリア・ディ・ブラヴーラ
トゥリン:カプリース
マズリエ:ドラマティック・レジェンド
フィンランド放送交響楽団の首席トランペット奏者として活躍し、日本でも多くのファンを獲得する世界的な演奏家、ヨウコ・ハルヤンネの最新アルバムです。世界的な名手のハーデンベルガーとアントンセンと並び称されるフィンランドの至宝=ヨウコ・ハルヤンネ。北欧随一のオーケストラであるフィンランド放送交響楽団の首席トランペット奏者として長年支え続けている彼のサウンドは、世界の奏者達が憧れ尊敬されています。20世紀を代表するトランペット奏者であるドクシュツェルの流れを汲む彼は情熱的な響きと煌くような相反するサウンドを兼ね備える稀有な奏者と言えるでしょう。今回2007年のフィンランド放送交響楽団での来日に合わせてのリリースとなっており、さらには東京では2月15日にリサイタルも予定されています。
ハルヤンネの圧倒的な技術の高さ、音楽的なものへ対する自信は、演奏のすべてに反映されています。フィンランドのオーロラやクリスタルを思わす彼の柔らかで輝かしいサウンドが、存分に収録されています。エネスコやオネゲルなど定番の曲目も収録。そしてマズリエの「ドラマティック・レジェンド」は世界初録音となります。他を圧倒するヨウコ・ハルヤンネの煌くサウンドをお楽しみ下さい。
録音:2006年2月、4月
フィンランド放送 M2スタジオ