エリアフ・インバル(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
マーラー:交響曲第5番
好調、都響とのマーラー全集シリーズが進行中のエリアフ・インバル。今回は現在音楽監督を務めるチェコ・フィルハーモニー管弦楽団とマーラー:交響曲第5番が登場!
80年代、フランクフルト響との全集で、マーラー指揮者として決定づけたのも、この第5番でした。周知の如くチェコ・フィルもまた、マーラー演奏については独自の伝統をもち、今回の録音からはマーラーに対する違った感性の対峠から生まれた、ゆるぎのないマーラー像が聴きとれます。
「中欧での本物のマーラーを、自分の最高の理想のものとしたかった。」とインバルの言葉通り、この第5番は今までの盤とも違う、今のインバル、今のチェコ・フィルのすべてが収録されています。
録音: 2011年1月20-21日
プラハ、ルドルフィヌム、ドヴォルザーク・ホールにて収録