ウラディーミル・アシュケナージ(指揮)
シドニー交響楽団
マーラー: 交響曲 第5番
「葬送行進曲といわれる第1楽章と、マーラーの曲の中でも最も明るく暖かい音楽的表情であり、マーラー自身の妻への思いをあらわした第4楽章とのコントラストがこの曲の聞きどころ」と解説するアシュケナージ。
各楽器の響きを大切にしながら鮮明なマーラー像を映し出し、音を刻んでゆきます。なかでも透明感と重厚さを併せ持った管楽器の響かせ方は、アシュケナージならではの表現だといえます。虚飾を廃した純粋なマーラー像がここに浮かび上がります!
録音:2010年5月20‐22日
シドニー・オペラハウス、コンサート・ホールにてセッション&ライヴ録音