小林研一郎(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
チャイコフスキー:交響曲第5番、スラヴ行進曲
1999年6月よりスタートした日本発のクラシック・レーベルEXTONは、クラシック・ファンはもとより多くのオーディオ・ファンに強い支持を受け続け、クラシック・シーンにおいてなくてはならないレーベルとなってゆきました。また、どこよりも早くDSDレコーディングに取り組み、SACDハイブリッド盤を多数リリース。オーディオ・ファイルとしてファンを虜にした音作りと、最先端の技術を次々取り入れ、「お客様へより高品位の音を届ける」というレーベル・ポリシーを貫く販売を展開して参りました。
そして2012年、EXTONレーベルが満を持して登場させるシリーズが「EXTON Laboratory Gold Line」です。EXTONのタイトルの中で高品位なものを5タイトル厳選。中でも「ストラヴィンスキー:春の祭典、ミューズの神を率いるアポロ/ヤープ・ヴァン・ズヴェーデン&オランダ放送フィル」は2008年レコード・アカデミー賞管弦楽部門を獲得。音楽ファン、オーディオ・ファン共に大きな話題となったタイトルで、ベストセラーとなりました。これらのタイトルを、長年積み重ねてきた録音技術の応用と独自のマスタリングのノウハウを再度完全結集させる作業を行い、当時は最上級と思われたサウンドもこの独自のテクノロジーにより更なる新境地まで導くことに成功しました。
このリリースにあたっては、タイトルを担当したプロディーサーとエンジニアが妥協を一切排したリマスタリングを実施。音楽的にもオーディオ的にも大幅な向上を図り、"EXTON SOUND"をさらに進化させました。
「EXTON LABORATORY GOLD LINE」とは?
1. 同レーベルの中でも音楽的、オーディオ的に高品位なものを厳選。妥協を排したリマスタリングが施され、SACDハイブリッドとしてリリースします。
2. オリジナル・マスターからのリマスタリングを行い、膨大な種類のアクセサリー類より最適合なものを厳選し使用。高精度クロックや電源そのものの見直しなど、一切の妥協を排した環境の中で作業されました。DSDレコーディングされたものだからこその繊細な音場、空気感を実現。アナログレコーディングされているものにはない再現性を獲得しています。
3. 非圧縮SACDハイブリッド盤(HQ-SACD)を採用。当社が2007年より提唱している最上位SACDハイブリッド盤であるHQ-SACDは他社でも採用され、すでにマーケットに広く認知されているものです。
4. 高級感のある豪華デジパック仕様。
5. ブックレットには、担当エンジニアのコメントやレコーディングに使用した機材表、マイク・セッティング図を掲載。オーディオ・ファンは必見です。
エクストン・レーベル発足の記念碑的な一枚であり、 商用として世界に先駆けて発売されたSACDソフトであった小林、チェコ・フィルによるチャイコフスキー第5番。 往年のチェコ・フィルのサウンドと「炎のコバケン」による熱演が、 初リリース以来多くの音楽ファンから支持され続けてきました。 今回、改めて作業を一から見直した入念なリマスタリングを施し再登場。 今、その名盤が新たな息吹を吹き込まれ、グレードアップして蘇ります。
録音:1999年2月25-26日
プラハ「芸術家の家」ドヴォルザーク・ホールにて収録
※本盤は割引対象外です。