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西 正子（ソプラノ）　

服部 容子（ピアノ）
 

モーツァルト:「フィガロの結婚」 K.492 より
　　　　　　　“愛の神様、お救い下さい”
　　　　　　　「魔笛」 K.620 より　
夜の女王のアリア “私は苦しむために選び抜かれた”
               　“地獄の復讐が心の中で煮えたぎっている”
ヴェルディ：「イル・トロヴァトーレ」 より
　　　　　　“愛のばら色の翼に乗って”
 　　「椿姫」 より“不思議だわ！・ああ、
　　　　　　　たぶんあの人ね・花から花へ”
プッチーニ：「ジャンニ・スキッキ」 より
　　　　　　“ああ　私のいとしいお父さん”
　　　　　　「つばめ」 より“ドレッタの素晴らしい夢”
レオンカヴァッロ：「道化師」 より“鳥の歌” 
ヘンデル：「セルセ」より“オンブラ・マイ・フ”（樹木の陰）

聴く耳に心地よい艶のある美しいピアニッシモ。芯が強くてむらのない柔らかな響き、
そして洗練されたテクニック。
コロラトゥ?ラからドラマティックまで、幅広い声質のレパートリーをもつ、類希な
る才能。と聴衆から絶賛されている西正子。このデビューアルバムはそんな彼女の魅
力を充分に発揮したものと言えよう。そして日本を代表する実力派ピアニスト、服部
容子が表情豊かにオーケストラを思わせる演奏でより深みのあるものに。超難技巧の
”夜の女王のアリア”２曲を収めた、心に響くオペラアリア集。

録音：2005年3月7-8日
　　　埼玉・秩父ミューズパークにて収録